今 ここにいる ありがたさ その他 練馬区議会議員 関口和雄

練馬区議ウェブ議員新聞

今 ここにいる ありがたさ

2017年1月27日

その他

関口和雄

No.36

今 ここにいる ありがたさ 関口和雄 その他 練馬で生まれ育ち
これまでの人生のほとんどを
練馬で過ごしてきた私だが
もうひとつ
大切におもっている「ふるさと」がある

母の実家のあった、千葉県のとあるまちである

小学生のころまで
毎年夏になると
母に連れられてそのまちへ行き
母の実家に寝泊まりして過ごしていた

浜辺で地引網を引き
池に魚を取りに行き
田畑で虫を取り
・・・朝から晩まで、自然の中で遊びまわった

一人っ子だった私にとって
親戚の子たちと大勢で過ごすこともまた
実に楽しかった

幼い私に刺激を与えてくれた
新鮮な魚の味、海のにおい、真っ青な空は
間違いなく
今の私の一部になっている、と、おもっている

そんな千葉の「ふるさと」には
先日閉店した、秩父の蕎麦屋のご店主
お勧めの日本酒の酒蔵もある
いつか訪れてみたいとおもい続け
昨年10月のある日、ようやく実現した

東京から特急に乗り込み
1時間と少しで到着

子どもの頃には
朝練馬を出て、電車を乗り継いで到着すると
夕方になっていたのとは
ずいぶん違っている

駅前の風景も
子どもの頃の記憶とは違っていて
すぐには馴染めなかった

母の実家は駅の東側だったという記憶と
地図を頼りに進むと
酒蔵が見えてきた

杉玉のつるされた木の門をくぐり
作業場に併設された販売コーナーに行くと
若い女性が
それぞれの酒について説明しながら
試飲させてくれる

秩父の蕎麦屋で一番多く飲んだもの
自然農法で育てた米で仕込んだもの
仕込み方の違いでまるでワインのような味のするもの
40年熟成の古酒など

一口ずつではあるが、様々な味わいに
この蔵に出会えてよかったとおもった

説明をしてくれた女性はこの蔵の娘さんで
彼女もまた
自分の蔵の酒を大切におもい
自分の言葉でその酒の味や香り、作り方を伝え
大切に味わってもらいたいとおもっているのだな、と感じた

試飲しているとき
この蔵の四代目にお会いできた

秩父の蕎麦屋でこの酒に出会ったこと
自分の母の実家がこの地であり
幼いころ夏を過ごしたことなどを話した

四代目の顔はおだやかだが
自らの蔵を守り育てた強さも感じる
この蔵の酒を思わせる方であった

秩父の蕎麦屋のご店主も
四代目も
本当に良いご縁をいただいたとおもう

そして
同世代である自分もお二方のように
自分のおもう道を
まっすぐに生きていきたいと
心から、そうおもった

結局
母の実家は見つからなかったが
川や海辺
丘や生け垣の小路など
幼いころに見た風景は、まだ、残っていた

小春日和
少し汗ばみ歩きながら
母をおもい
これまでの自分の人生をおもい
自分がいま、ここにいることのありがたさに
胸があつくなった

練馬で生まれ育ち
これまでの人生のほとんどを
練馬で過ごしてきた私だが
もうひとつ
大切におもっている「ふるさと」がある

母の実家のあった、千葉県のとあるまちである

小学生のころまで
毎年夏になると
母に連れられてそのまちへ行き
母の実家に寝泊まりして過ごしていた

浜辺で地引網を引き
池に魚を取りに行き
田畑で虫を取り
・・・朝から晩まで、自然の中で遊びまわった

一人っ子だった私にとって
親戚の子たちと大勢で過ごすこともまた
実に楽しかった

幼い私に刺激を与えてくれた
新鮮な魚の味、海のにおい、真っ青な空は
間違いなく
今の私の一部になっている、と、おもっている

そんな千葉の「ふるさと」には
先日閉店した、秩父の蕎麦屋のご店主
お勧めの日本酒の酒蔵もある
いつか訪れてみたいとおもい続け
昨年10月のある日、ようやく実現した

東京から特急に乗り込み
1時間と少しで到着

子どもの頃には
朝練馬を出て、電車を乗り継いで到着すると
夕方になっていたのとは
ずいぶん違っている

駅前の風景も
子どもの頃の記憶とは違っていて
すぐには馴染めなかった

母の実家は駅の東側だったという記憶と
地図を頼りに進むと
酒蔵が見えてきた

杉玉のつるされた木の門をくぐり
作業場に併設された販売コーナーに行くと
若い女性が
それぞれの酒について説明しながら
試飲させてくれる

秩父の蕎麦屋で一番多く飲んだもの
自然農法で育てた米で仕込んだもの
仕込み方の違いでまるでワインのような味のするもの
40年熟成の古酒など

一口ずつではあるが、様々な味わいに
この蔵に出会えてよかったとおもった

説明をしてくれた女性はこの蔵の娘さんで
彼女もまた
自分の蔵の酒を大切におもい
自分の言葉でその酒の味や香り、作り方を伝え
大切に味わってもらいたいとおもっているのだな、と感じた

試飲しているとき
この蔵の四代目にお会いできた

秩父の蕎麦屋でこの酒に出会ったこと
自分の母の実家がこの地であり
幼いころ夏を過ごしたことなどを話した

四代目の顔はおだやかだが
自らの蔵を守り育てた強さも感じる
この蔵の酒を思わせる方であった

秩父の蕎麦屋のご店主も
四代目も
本当に良いご縁をいただいたとおもう

そして
同世代である自分もお二方のように
自分のおもう道を
まっすぐに生きていきたいと
心から、そうおもった

結局
母の実家は見つからなかったが
川や海辺
丘や生け垣の小路など
幼いころに見た風景は、まだ、残っていた

小春日和
少し汗ばみ歩きながら
母をおもい
これまでの自分の人生をおもい
自分がいま、ここにいることのありがたさに
胸があつくなった




   

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