リンゴの味を変えるもの 2013年 12月 25日 関口 和雄 練馬区議ウェブ議員新聞

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リンゴの味を変えるもの 2013年 12月 25日

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関口 和雄

関口 和雄

練馬区議会自由民主党副幹事長

練馬区議会自由民主党

2018-10-10

今年の春
長野県松本市の農園が
リンゴの木のオーナーを募集する記事を目にして
応募したところ、ご縁あって当選した。

夏には
現地に伺って
自分の木を選び、名札を取りつけた。

そして実りの秋。

11月中旬の土日に
家族総出で収穫しに出かけた。

澄んだ青空に映える
真っ赤なリンゴ。
少し小ぶりなそのリンゴは
歯触りがしっかりとし、味も濃い。


できれば、孫たちに
毎年、リンゴが実る様子を実際に見て
自分の木のリンゴを
自分の手で収穫するという経験をさせてやりたいと
農園主に相談したところ
快諾していただき
さっそく
「我が家の木」を決めてきた。

今度は、花が咲くころの様子なども
見てみたいものだ。


我が家では
登校前に孫たちが
朝の挨拶にやってくるのだが
この時に、必ず、果物を食べさせながら
少し話をすることにしている。

三男坊の孫は
果物があまり好きではないらしく
いつもは、リンゴなら一切れ食べるかどうか
というところなのだが

先日、我が家のリンゴを出すと
「これ、あのリンゴだよね」と言いながら
あっという間に二個分ほどもたいらげ
元気に出かけて行った。

自分の目で見、手で触れ、肌で感じた
リンゴ園の情景をおもいながら食べることで
リンゴはより一層大切なものとなり
一味もふた味も違うものになる。

彼の中で
果物に対するおもいが
少し変わったのだとしたら
「我が家の木」の力だ。

これからも、孫たちには
食に限らず、何事も
できるだけ本物を経験させてやりたいと、おもう。


ところで
実際に経験すること、現場を見ることは
我々大人にとっても、大変重要なことだ。

特に、職務上、管理する立場にある人間ほど
現場の状況を把握し
そこで働く人たちの気持ちを汲まねばならない。

そのためには
現場に足を運び、実際に見ることが必要である。

それをせず、単にマニュアルを作ったり
指示を出したりしたとしても
それは机上の空論であり、生きた仕事ではない。

残念ながら、一昨年から
練馬区では行政の不祥事が続いてきた。

同じような不祥事が続く原因は
管理する側が現場の実態を知らず
現場は自分たちのやり方しか知らないために
必要で的確な改善ができない
という状況に陥っているからではないか。

もっと現場を見て問題点を把握し
改善策をどう立てるか
管理する側と現場が
きちんと協議し対応を決めれば
ミスや不備は減らせるだろうし

お互いの顔が見える関係であれば
もっと緊張感を持って、仕事に臨むことができるだろう。

不祥事が起こる
根本的な原因をもっと真摯に考え、反省し
自分たちの仕事の仕方が
どうあるべきなのか

区職員のみなさんには
今一度、きちんと考えてほしいものだ。

翻って、私自身も
政治家として
もっと現場に行き
そこで目にし、耳にすることを
施策に生かす努力をしたいと、おもう。

我が家のリンゴの木がつける
しっかりと歯ごたえのある、味の濃い
あの赤い実のような仕事を
ひとつでも多くできればと

年の瀬、一年を振り返り
新しい年に向けて
気を引き締めているところだ。

リンゴの味を変えるもの