押印のデジタル化 変わるもの 変わらないもの 関口 和雄 練馬区議ウェブ議員新聞

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押印のデジタル化

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関口 和雄

関口 和雄

練馬区議会自由民主党副幹事長

練馬区議会自由民主党

2021-3-25

変わるもの 変わらないもの

最近は、新聞を購読する家庭が減っているという。

学校の行事や授業で使うために、新聞紙があれば持ってくるように声をかけても、

ほとんど集まらないという話も聞いた。

新聞社によるデジタル版やニュースサイトなどが多く提供され、

パソコンやスマートフォンで、情報を得ることが、

本当に主流になってきているようだ。

 実は私も、最近スマートフォンを持つようになった。

将来的には、区議会にもタブレット端末が導入される計画があり、

「そういうもの」に少し慣れておこうとおもったのだ、

よくわからないなりに使ってみれば、

画面も大きく、検索してみたり、ニュースを見てみたりと、

なかなか便利なものである。

いわゆる「ガラケー」を使っていた時に比べると、

明らかに使用時間が長くなっているように感じている。

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止という観点から、

世の中の様々な場面で進むデジタル化に伴って

変わってきつつあるもののひとつに「押印」がある。

昨年十二月に内閣府が示した

「地方公共団体における押印見直しマニュアル」によれば、

今般の国における押印の見直しにより、

民間から行政への手続の九九・四%が廃止または廃止可能の方向とされ、

今後の目標では、全ての行政手続きを対象に、

原則として書面・押印・対面を不要とし、

デジタルで完結できるように見直すとされている。

また同時に、

この押印の見直しは、押印をなくすこと自体を目的とするのではなく、

行政手続きにおける国民の負担を軽減し、

国民の利便性を図ることだとしている。

年度初めに、様々な手続きに来庁する人でごった返す役所の窓口をおもえば、

コロナ禍で、対面を減らし密を避けるという意味でも、

手続きの簡略化という意味でも、デジタル化の推進は望ましいことなのであろう。

 時代とともに、技術が生まれ、生活は変化していく。

人の生活が変われば、文化も変わっていく。

新聞も印鑑も、これまでの日本に深く根づいた文化であるが、

そのうち歴史の教科書に載る、過去の文化になるかもしれない。

逆に、細く長く日本人の生活の中に残る文化になるかもしれない。

どちらになるのかは、

人が、その文化をどのようにとらえ、どのように扱うかにかかっている。

これまでは対面を基本とした行政手続きをデジタル化し、

会議をオンラインにすることはできても、

人と人のつながりを結ぶための「対面」は、

なくせない文化だろうと、おもっている。


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