
「としまえんの」の今後・・・
ねりま未来プロジェクト その2「としまえんの」の今後
予算特別委員会で質問に立ちました(要略)
問)
練馬区が、「ねりま未来プロジェクト」推進構想として、遊園地エリアのリニューアルを考えていた「としまえん」を東京都が練馬城址公園として整備する方針が示されてから約1年半がたちましたが、3・11を踏まえて、首都東京の防災機能強化のために避難場所や防災拠点となる公園整備を急ぐとのことですが、以前にも申し上げたことがございますが、「としまえん」を買収するのに約500億円かかるといわれています。
今後、東京都は防災公園をいくつか手がけて行くときいているが計画全体の内容をご存じでしょうか?
答弁)
平成23年12月に策定された都市計画公園緑地の整備方針の中で、東京都は首都東京の防災機能の強化を図るということで、いくつかの公園を整備するとういう考えが示されている。
現在、杉並区の高井戸公園の整備に着手しているが、特に、現段階では練馬城址公園については具体的な事業化につては、示されていない。
問)
現時点では、明確に何年後に「としまえん」が防災公園として計画され工事が着手されるのはわからないということになるが、練馬区としてやらなくていけないことは、「ねりま未来プロジェクト」を「としまえん」において実行するために心構えと足場固めをしっかりしておかないと私は考えています。
「としまえん」のいいところは、大江戸線の駅と西武線の豊島園の駅が二つあり鉄道交通の利便性を考えると大きな利点であるとおもいますが、大江戸線の豊島園の駅と西武線の豊島園の駅の1日の乗降客数はどのくらいなのでしょうか?
答弁)
平成23年度については、大江戸線の豊島園駅が約1万568人、それから西武線の豊島園駅が1万2,707人となっている。
問)
大江戸線の乗降客の方が少ないのは意外でしたが、豊島園の駅だけでなく現在練馬駅は交通の結節点となりまして、3月16日には副都心線が横浜までつながってまいります。
その他にも有楽町も練馬経由で「としまえん」に行くのは便利です。
4本もの鉄道で「としまえん」に行くことが可能となり六本木や新宿、有楽町、池袋そして渋谷、横浜方面から練馬区に人を呼べる可能性がここで生まれたと考えますが、ここできちんとした練馬区としての計画を今のうちに固めることが重要です。
以前にも提案いたしましたが、多くの観客席を有する「スポーツ施設」の誘致を重ねて提案させていただきます。
今までの区民は電車で都心や横浜に向かうことを喜んでいましたが、逆の発想で、都心や横浜から会社帰りのサラリーマンの方々を練馬区に呼び込み「としまえん」を拠点に「にぎわい」を創出することができます。
この機会を逃したら練馬区には未来永劫こうしたチャンスはないと私は考えております。
ですからしかるべき時に備え、しっかりとした計画を東京都に提案ができる体制を準備しておかないといけないと考えますが?
答弁)
練馬区は交通アクセスも非常に向上している。また「としまえん」は知名度もあり練馬区にとって非常に大きな役割をこれまで担ってきているし、今後もそういった可能性を秘めている。
防災の拠点として機能するように、一方で区民の意向を踏まえた区の要望を東京都に伝え取り組んでいきたい。
問)
話は若干それますが、大江戸線の延伸についても採算が今後の課題であると言われておりますが。
スポーツ施設の誘致に成功すれば採算も上がることが当然予想され大江戸線延伸の一助となります。
練馬区は東京都と協議を行う時点で鉄道が4本あることの利便性を強調してもらいたいと思います。しかし一方で「としまえん」の周辺は道路づけは良くないのが大きな課題とかんがえますが?
答弁)
平成23年度に庁内の検討会議で、周辺都市基盤の整備は防災機能を向上するために、避難経路の確保と、支援物資の運搬が重要である。「にぎわい」の拠点となった場合にも交通処理は大きな課題。
問)
以前も伺いましたが、「としまえん」には「7つのプール」がありますが、防災の観点からも「水」は必要でしょうし是非残してもらいたいと考えます。行政としてとして運営が難しいことはわかりますが、「昭和記念公園」の「レインボープール」のように国営で運営している所もありますので、そういった仕組みを練馬区とし早期に勉強して頂きたいと思いますが?
答弁)
「としまえん」のプールは、多くの方々に夏の風物詩として認知されている。
他の公園の事例におけるプールの運営について今後調査研究を行う。
問)
われわれ自民党としても最大限の努力と応援を行います。
ぜひ力を尽くして「練馬未来プロジェクト」を「としまえん」を有効に活用して完成していただきたいと要望いたします。
ねりま未来プロジェクト その2
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