妻からインタビューを受けました。 2011年 3月 3日 田中 ひでかつ 練馬区議ウェブ議員新聞

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妻からインタビューを受けました。 2011年 3月 3日

行政改革

田中 ひでかつ

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練馬区議会自由民主党

練馬区議会自由民主党 

2018-10-9

妻からインタビューを受けました。 2011年 3月 3日 -

政治は、基本にかえること!

それは、本当のコトをみなさんに伝えることです。

妻からインタビューを受けました。

妻:練馬区は今、他の自治体と比べてどうなの?

私:練馬区は平成15年から始めた行政改革が功を奏し悪くないよ…

妻:具体的にはどういうことなの?

私:3年前のあるシンクタンクの調査で練馬区は全国で「行政改革度ランキング」第3位にランクされて昨年は、全国の不動産業界の「住んでみたい街ランキング」で5位に選ばれている。それに少子化の影響で人口は減り続ける日本の中で、練馬区は毎年、5千人ずつ人口が増えている。それはやっぱり、人気があるということだと思う。

妻:どうして評判がいいのかな?

私:一つ目は、交通の便が良くなったこと。練馬駅は大きな結節点に変わったんだ。以前は西武池袋線しかなかったけど、今は有楽町線も開通し、大江戸線で新宿、六本木にも一本で行けるようになったし、おまけに副都心線で渋谷までも…
二つ目は、緑の多さ。人が住むには緑は大切だと思う…
三つ目は、これは眼には見えない大切なことだけど総合力だと思う。
政治も行政もやらなくちゃいけないことが沢山ある…。
新人の頃は、高齢社会対策、子育て支援策の充実だとかオウムが繰り返すように自分自身言ってきた…。それは今でも大切なことであることは変わらないけど練馬区は、千二百の事務事業(練馬区のすべての施策)があるんだ…
それをひとつ残らず全てを少しでも今よりも良くしなけりゃダメだね…
それが、総合力!

妻:今一番心配なことは何?

私:それは、今ちょうど来年度の予算委員会の最中だけど、練馬区の来年度予算はなんと、約総額2324億円…その中で生活保護費が異常に伸びている
…驚くなかれ約311億円の予算措置なんだ…ビックリしたろ?
総予算額の10%を超えているんだ…
これは全国的に同じような状況なんだけど逆にどう思う?

妻:景気が悪いせい?それでも多すぎるよね…

私:そうだな…多すぎるな

妻:どうしてこうなったのかな?

私:それは、今まで政治に携わる我々議員が、本当のことを皆さんに伝えなかったからだと悪う…。

妻:それはダメだね…

私:本当だな、票が欲しいからといって政治が嘘つくと世の中悪くなる。
言いたくないけど、今の政権もそうなんだ…票が欲しいからばら撒こうとした…でも一番いけなかったのは財源があると嘘をついたことだと思う。

妻:どういうこと?

私:「子供手当」も、「ガソリンの暫定税率の廃止」も、「高速道路の無料化」もできもしないことを言った…。一番いけないことは財源の裏付けがあるからできるんだって嘘をついたことだな…今年の国会の予算編成は、赤字国債44兆円発行してる。財源がないこを議員として本当に知らなかったのであれば、もっとよくない。
財政の基本を議員はもっと勉強するべきだと思う。

妻:これからどうなるのかな~?あなたはどうしようと思う?

私:いいづらい事も区民の皆さんに本当のことを伝えようと思う。
基本に返って、それでご意見をいただいて考える。
パホーマンスはもうやめないとな(笑)
何のために議員になったかわからない。40歳になったし本音で行くよ。

妻:私たちが歳をとった頃はどうなると思う?

私:厳しい、質問だね…高齢者福祉も障害者福祉もそして子育て支援策も当然必要な福祉施策はやらないといけない。ただ、今の現状を見てみると税金を納める人はせっせっと納めて、生活保護みたいに使う人はせっせと使う。こういう構造はやめていかないと僕たちが歳をとった頃は日本は持たないような気がするんだ…

妻:いろいろ勉強になりました。子どもが育って大人になっても住みやすい練馬区になるようがんばらないとね…

私:はい、わかりました。

妻からインタビューを受けました。