練馬区議会自民党 田中 ひでかつ
令和四年第一回練馬区議会定例会
一般質問(要旨)その2
練馬区議会自民党 田中 ひでかつ
『児童相談体制「練馬区モデル」について』
<子育て支援策について>
①今後の保育園の待機児童対策について区の所見は。
答弁⇒①地域や年齢ごとの需要バランスを考慮しながら、私立認可保育園の整備や練馬こども園の拡大に進める。
②児童相談体制「練馬区モデル」の今後のスケジュールと相談体制がどのように充実されるのか。
答弁⇒②令和4年度に実施設計、5年度に施設内の改修工事を行い、6年度に設置される予定。設置により、都区合同のケース検討会議や虐待通知に基づく家庭訪問等が随時可能となり、一時保護や児童養護施設入所などの法的対応もさらに迅速に行われるようになる。都の広域的・専門的行政と、基礎的自治体である区の身近な支援の緊密な連携を更に深めていく。
<都市農業について>
①「改定アクションプラン(素案)」に、農園の野菜の収穫体験事業を支援することが記載されたが、事業の概要は。
答弁⇒①新たな営農支援として事業化することとした。野菜の収穫体験を実施している農園に対し、統一したネーミングを付け、新たにブランド化事業を令和5年に開始する。来年度は、JAあおばと協働して準備を進める。
②都市農地保全推進自治体協議会の会長区として、練馬区から、全国の都市農業を盛り上げていただきたい。
答弁⇒②全国の都市農業を牽引する取組を積極的に進めていく。
<災害対策について>
①断水となった時に必要となる、洋式トイレの便器にセットできる携帯トイレの配布について、区民にどのように周知が行われるのか。
答弁⇒①区報やホームページ、防災の手引きなどで周知してきた。来年度、区が簡易トイレを購入し、防災訓練やイベントで配布する。実際に手に取り、使ってもらうことで、家庭内での備蓄を一層推進していく。
区財政と改定アクションプランについて
<区財政について>
①区長に影響を与えたと思われる元都知事石原慎太郎氏との思い出は。
答弁⇒①東京から日本を変えると、本気で都政の構造的な転換を目指して登場したのが石原都知事。様々な課題に全力で取組、知事を先頭都した一期目の頑張りが、今日の東京都と日本の発展の基盤を築いたと考える。
②区長の区財政に対する所見は。
答弁⇒②施策の優先順位を見極めながら、適切な財政運営に取り組んでいく。
<「改定アクションプラン」について>
「改定アクションプラン」の成案を目指す区長の考えは。
答弁⇒基本理念や施策の柱などは継承しつつ、社会状況の変化を踏まえて必要な見直しを行ったものであり、私の区長就任以来の取組みを更に発展、深化させるものと考える。区民や区議会の意見を踏まえ、年度内に成案していく。
<医療提供体制とコロナ対応について>
<医療提供体制とコロナ対応について>
①順天堂練馬病院の救命救急センター指定に向けた協力要請の進展は。
答弁⇒①都は、来年度、新たに2病院の指定を予定しているとのこと。このタイミングを逸することなく、区民や区議会の協力を得ながら、指定が受けられるよう、都など関係機関と協議を進めていく。
②コロナによる自宅療養者への医療支援の取り組み状況と、今後の見通しは。
答弁⇒②かかりつけ医の健康観察、在宅療養支援、酸素・医療提供ステーションによる「三つの柱」の取組を昨年9月に開始した。重症化リスクが低く症状の軽い方や無症状の方について、引き続き、かかりつけ医等による健康観察を行うこととした。症状が悪化した際に備え、区内80か所の協力医療機関を中心とした、医療・訪問看護師・薬剤師による連携体制を整えている。
③練馬区酸素・医療提供ステーションの状況と今後の見通しは。
答弁⇒③中和抗体薬の投与中心に、これまで88人を受け入れている、感染状況に応じて4月以降以降も対応出来るよう当初予算案に計上している。引き続き、医師会、薬剤師会、訪問看護ステーションなどと連携しながら、感染状況応じた支援を実施していく。
④高校生までの医療費の助成を都より一年前倒しして行うべき。医療費全額が無理であるなら、入院費のみの助成を所見は。
答弁⇒④今後、都からの説明や動向を注視し、検討していく。
田中ひでかつ オフィシャルサイト
https://www.hidekatsu.net/
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