<予防接種の現状と課題について>
只今、開会されております「平成24年 第2回定例会」において、一般質問をさせて頂きました。今回で6度目となりますが、議場で発言するのは、毎回“緊張”致します。
今後もさらに、「始めよう、区民第一主義!」「やれば出来る!!」をモットーに、「温故知新」の精神で、一歩一歩着実に、日々勉強して参ります。更なる、ご指導・ご鞭撻宜しくお願い致します。
平成24年 第2回練馬区議会定例会
練馬区議会自民党 上野 ひろみ
一般質問(要旨)
<予防接種の現状と課題について>
Q1:練馬区においても、子宮頚がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児肺炎球菌ワクチン、おたふくかぜワクチン、みずぼうそうワクチンと、次々に予防接種の助成を開始した。しかし、これらのワクチンは現在、任意接種の位置付けあり、自治体により取組み状況が様々だ。近い将来、法定接種化されることが見込まれているが、まず、現在の法定接種化の進捗状況と、意義について伺う。
A1:ワクチンの副反応による被害補償制度が適用されるなど対策が拡充される。また、特別区では、法定接種の相互乗り入れ協定があるため、区民の利便性が高まる。
Q2:子宮頚がん予防ワクチンについては、平成23年1月から、全額助成を開始しましたが、学習指導要領の性感染症教育との関係から、接種対象者を中学3年生に限定して来ました。学校教育と連携して、予防接種を推進している事は、評価できるが、練馬区以外の22区は、中学1年生からが接種対象者となっている。そこで今後、法定接種化が見込まれるのであれば、練馬区においても、早急に中学1年生、2年生にも、助成事業を実施するべきと考えるが、区の考えはいかがか。
A2:法定化されると、中学1・2年生にも年度内に接種できるよう、対象年齢の拡大を検討する。
Q3:法定接種の不活化ポリオワクチンが、この秋にも導入されるという報道がされている。現在の経口ポリオワクチンは、生ワクチンであることから、非常にまれなケースではあるが、神経麻痺の副反応が出現する為、ポリオの予防接種を差し控えている区民が、相当数おられるという状況である。この秋にも新しいワクチンが導入されるのであれば、あまり時間もないが、待ち望んでいる区民の為にも、遅れることなく、不活化ポリオワクチンの助成事業を開始すべきと考えるが、区の考えと現状況について伺う。
A3:安心して新しいワクチンの接種ができるよう準備を進めている。また、ワクチンで予防できる病気から子どもたちを守るため予防接種の啓発に取り組むとともに医師会や教育委員会と連携を図りながら、必要なワクチンを導入する準備を進める。
(2)H24年 第2回定例会での一般質問
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