練馬区区議会議員
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大切にしたい 「こころの備え」
災害・防災対策
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2019-10-1
日本語には、「雨」や「風」の呼び名がたくさんある。 一節では、雨には四百、風には百五十を超える言葉があるのだそうだ。 美しい響きを持つ雨と風も多くある。しかし、この夏の雨と風は、どうも「豪雨」や「暴風」という言葉ばかりが目立ったように、おもう。 九州北部豪雨では、「数十年に一度」「これまでに経験したことのないような」雨となり、大雨特別警報が発令された。台風十五号の風雨による千葉県や伊豆諸島の被害も深刻である。いずれの場合も、早い段階から備えを呼びかける情報が出されていたものの、自然現象は常に変化し、人間の予想を超えた状況が起こるものだということを改めておもい知らされた。 特に、千葉県で発生した広範囲の停電とその長期化は、住民生活に大きな影響を及ぼし続けている。家庭で電化製品が使えないことはもちろん、停電による断水の発生、携帯基地局のダウンと、端末の充電ができないことで、情報収集や連絡する手段を失った人々。 今の私たちの生活は、これほどまでに電気を始めとする「当たり前」に依存しているのである。 海上保安庁出身で、南極観測隊の料理人として越冬経験もある、西村淳氏は、その著作「身近なもので生き延びろ」の中で災害にあったとしてグチャグチャになってしまった環境でも、泣き暮らして他者の救済が舞い降りてくるのを居心地よく、楽しく、住みやすく、そしてちょっぴり元気が出てくる方法について述べている。 防災グッズが見当たらなくても、その時そこにある、雑誌、新聞紙、段ボールに牛乳パック、ラップにゴミ袋にガムテープがあれば、こんな風に使えるかもしれない、という、前向きで明るいアイディアの数々に、何となく、生き延びられそうな気がしてくる。 西村氏は、厳しい気候と、極地ゆえの様々な制約と閉塞感のある場所、つまり災害時の避難所のような環境とも言える南極で、「そこにあるもの」で様々な料理を作り、生活を営んできた。海上保安官として、海難事故の現場でも活動した。 その経験から、西村流究極の災害対処法は「小さな楽しみを心の中につくる」これだけでよい、心を少しホッコリさせれば、復興に向かう人間力は、確実に高まるのだという。 今、被災地に届けたい言葉である。 自然災害は、いつか自分も必ず向き合うものだ。施策的、物理的な備えはもちろんだが、地域の人たちが「ちょっぴり元気をだせるような心の備え」についても、しっかりと考えてみたいと、おもう。
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これからも区議会議員として
その他
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2019-4-23
おかげさまで 22日午前2時過ぎにようやく 再び区議会議員として活動できることが わかりました 厳しい戦いになるとは予想はしていましたが 想像以上の厳しさでした 本当に、本当にうれしかった 変わらぬ信念と情熱を持っての戦い 最後の最後にようやく自分の名前を見たとき これまで40年の活動の中で出会ったみなさまのお顔が 次々と頭に浮かびました お支えくださった方には 様々なおもいを持たれた 今回の選挙結果であろうとおもいます 私自身 おもうところの多い選挙戦、選挙結果でした しかし 今回の選挙は かけがえのない出会いと 支えてくれる仲間のおもいに支えられた 手ごたえのある戦いでした 40年前の 初めての選挙と同じような なにか原点に戻ったような そんな感じをうける戦いでした 全てのみなさまへの こころからの感謝のおもいで一杯です
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関口かずお選挙事務所 選挙5日目
その他
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2019-4-19
関口かずお選挙事務所です 5日目は中村橋駅駅頭からスタートしました 前日の富士見台駅と同じように 火曜日にお会いした方に再びお会いしたり 温かいお励ましをいただいたり 今朝の出会いすべてを力にして 出発しました
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関口かずお選挙事務所 選挙4日目
その他
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2019-4-18
関口かずお選挙事務所です 4日目は富士見台駅駅頭からスタートしました 月曜日にお会いした方に再びお会いして お声をかけていただいたり うれしい出会いもありました
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関口かずお選挙事務所 ミニだるまさんもがんばっています
その他
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2019-4-16
関口かずお選挙事務所です 今朝は中村橋駅頭でご挨拶をさせていただきました 気温はいくぶん高めでしたが やはり空気は冷たく それでも 早朝から場所取り、ビラ配りにご協力いただく 地元のみなさまに 感謝してもしきれないとおもいながら みなさまのおもいを 区政に伝える区議会議員として もう一度働かせてもらいたい そんな気持ちを新たにした駅頭でのご挨拶でした
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関口かずお選挙事務所 2日目のミニだるま
その他
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2019-4-16
関口かずお選挙事務所です 選挙戦2日目は 富士見台駅駅頭でのご挨拶から始まりました 朝はやはり冷えますが 場所取り、ビラ配りに多数お手伝いをいただき 気持ちは暖かくがんばりました 週明けの朝、慌ただしい時間のご挨拶に対して お言葉をくださる方、ビラを手にしてくださる方に 関口かずおの気持ちが伝わることを祈りながら お話しさせていただきました
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関口かずお選挙事務所 ミニだるま目入れにおもいを込めて
その他
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2019-4-15
関口かずお選挙事務所です いよいよ戦いの日々が始まりました 選挙は 地元のみなさまとともに 進んでいくものだと 改めて実感する11回目の選挙です
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妻からインタビューを受けましたパート3
その他
田中 ひでかつ
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2019-3-18
妻:3回目のインタビューになりますが、宜しくお願いします。 練馬区は、最近街の中を歩いていると、新しい家がドンドン建っているね? 私:練馬区は今住んでみたい街として人気がある…その要因は交通の便が良くなったこと、大江戸線の延伸もほぼ確実になり、練馬駅は西武線・有楽町線・大江戸線・副都心線まで乗り入れたからね。それに、都市農業「畑」が注目されるようになっている。東京なのに「畑」があることが今は練馬の魅力になっている。そして、今年は11月末に「世界都市農業サミット」を練馬区が主催する… 妻:「世界都市農業サミット」!? 練馬区で、世界規模のイベントをやるの? 私:参加都市は、ニュウヨーク・ロンドン・トロント・ジャカルタ・ソウルを招聘して開催されるけど初めての「世界」と名の付く取組を行うわけだから区も我々も頑張らないとという意識が非常に強いね… 妻:オリンピックの前年に練馬でサミットとは驚いたわ! 私:この勢いをかりて、東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村には採れたての練馬産野菜を納めて世界各国の選手団に食べてもらえれば良いかなと… 妻:なんか嬉しい話だな~ 他にも、区民にとっていい話はある? 私:練馬区の弱点は、道路整備が遅れていることと、病院のベット数が足りないことだけど、着実に改善される計画を立てている…逆に、遅れていたために最新の技術を活かした、歩道が広い「みどり」豊かな道路が整備されていくと思う。病院に関しては、順天堂病院の90床の増床と、光が丘病院を100床増床しての移転改築が決定している。 妻:毎年話題になる保育園の待機児童対策は? 私:この10年間で定員を約7000名増やしたんだ、これは23区で一番の取組なんだ…しかし去年はそれでも待機児童が79名でたんだけど、問題は1160名の空きがでてしまった… 妻:空きが出たとはどういうこと? 私:地域の偏在というべきかな…保護者が希望する場所に保育園を予測して設置することは難しい… 妻:これから心配なこと課題はなに? 私:以前にも答えたけど「練馬未来プロジェクトとしまえんの今後」ということで、「としまえん」がどうなるか分からない… 現時点で、東京都から方向性が示されないままなんだ… オリパラもあるしその後だろうね…動きがでるのは… 妻:むずかしいけど予算は足りてるの? 私:練馬区の今年度予算は2700億円で史上最大なんだけど生活保護費326億円を含めた高齢社会対策費などの社会保障費や保育園増設などの子どもにかかる予算は合計で1860億円かけている…それがあるために自由に使える予算が圧迫されているんだ…時代の流れで仕方ない部分であるがね。 妻:生活保護で326億円?福祉にはお金かかるね! 私:福祉施策は重要だけど行き過ぎた福祉は良くないと思う。このことを区民の皆さんにもっと知ってもらうべきだと思うね… 妻:今、児童虐待が世間で騒がれているけど? 私:とにかく児童相談体制を強化すべきなんだが、精神衛生の知識のある医師・弁護士・児童心理士・児童福祉士などの人材が足りない。大学の学部でこういう学問を学ぶ人が少ない。児童相談所を莫大な予算をかけて作ったとしても中身がなければ子供の命は助けられない。練馬にはそれなりの人材が揃っている「練馬こども家庭支援センター」があるからこの施設の機能強化をまずはかるべき。 妻:これからはどうすればいいの? 私:予算は毎年限りがあるから同じ予算でも一つ一つの事業を充実させて費用対効果を高めることだね… それと何か一つを飛び抜けて取り組むのではなく、少子化対策・高齢社会対策・産業振興・商店街振興・農業振興・インフラ整備・障害者福祉・教育など全ての施策を今よりも少しでも前進させる努力を行うこと… これから練馬区は皆さんが思っている以上に良いまちになるよ! 妻:これからも頑張ってください。
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川澄まさひこ 一般質問より3 2018年 10月 3日
定例会
かわすみ 雅彦
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2018-11-8
〇胃がん検診の取り組みについて伺います。 2016年のガンの部位別死亡数は、胃がんは男性では肺に次いで2番目に、女性は4番目になっております。 また、2013年の全国推計値では男女合わせて罹患数では最も多いものが胃ガンであります。胃がんも早期発見早期治療を行えば、治るガンとされていることは、既にご承知の通りです。 区では、今年度から50歳の方に限定して胃内視鏡検査を導入致しました。まず、現在の内視鏡検査の受診状況を教えてください。 また、胃エックス線検査ではバリウムを飲むことや検査で放射線を浴びるなどのデメリットがありますが、胃内視鏡検査はありません。 早急に内視鏡検査の対象者を50歳以上のすべての方に拡大すべきであります。今後の区の胃がん検診の在り方について、ご所見をお伺いします。 〇後期高齢者を対象とした歯科健診について伺います。 口腔機能は、ただ食べるだけでなく、コミュニケーションを行う上で重要な役割を果たしており、高齢者の健康に大きく影響を及ぼすことで近年、広く知られています。 厚生労働省の健康情報サイトでは、口腔機能の健康への影響について次のように説明しています。かみ砕いたり、飲み込む機能が低下すると、食べ物の種類が制限されるため、栄養の偏りやエネルギー不足となる。 結果的に、筋力や免疫力の低下が起こり、病気にかかりやすくなる。また、食事や会話に支障をきたすと、人との付き合いが億劫になり、家に閉じこもりがちになる。 その結果、身体的にも精神的にも活動が不活発になり、 高齢者では寝たきりや認知症の引き金にもなるとしています。 また、国立長寿医療研究センターの研究班の報告では、滑舌が悪くなる、わずかなむせや食べこぼし、噛めない食品が増えるなどの軽微な衰えのことを「口腔の機能が虚弱になる」という意味で「オーラルフレイル」と表現しています。 私は、「オーラルフレイル」へのいち早い気づきや、口腔ケアを適切に行うことによる健やかで自立した生活の確保のため、高齢者の口腔ケアの環境づくりが非常に重要だと考えています。 そこで、現在区が行っている30歳から70歳を対象とした成人歯科健診を、75歳以上の後期高齢者まで対象を拡大するとともに、この健診の中で口腔機能の検査を併せて行うべきと考えますが、区の考えをお伺いします。
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川澄まさひこ 一般質問より2 2018年 10月 3日
定例会
かわすみ 雅彦
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2018-11-8
〇練馬区の避難拠点である区立小中学校の体育館の空調設備について伺います。 国会でも、災害時の避難所である全国の小中学校の体育館の空調設備を早急に設置すべき、との流れの中で、補正予算を組む動きが出てきました。 昨年、我が練馬区は、前川区長の英断によりまして、概ね10年かけて、これらを設置することとされました。 しかしながら、今年7、8月のゲリラ豪雨や西日本豪雨災害を筆頭に、全国の至る場所での水災害、土砂災害、或いは、東京23区でも猛暑日が12日間連続を記録し、埼玉県熊谷市や高知県四万十市では、観測史上初の摂氏41・1度を記録するなど、地球規模の異変による自然災害が頻繁に起こっております。 これらを、報道等で見るとき、発災時における避難拠点の役割が日を追うごとに、益々重要になってきていると考えます。 よって、以上の観点から、この計画の前倒しを行い、一日でも早く、対象の区内全ての体育館に空調設備が設置・完了されますよう、我が会派として強く要望を致しますが 区のご所見を伺います。 〇まちづくりについて伺います。 まず、下石神井に関する課題についてです。 西武新宿線、上井草駅周辺地域は、練馬区の都市計画マスタープランにおいて、区民の日常を支える生活拠点として位置づけられております。 駅周辺地域では、西武新宿線の踏切による交通渋滞や歩行者の安全対策、商業環境の向上などさまざまな課題を抱えているとともに、首都直下型地震の発生を想定した安全・安心なまちづくりも求めてられております。 そこで、生活拠点として整備するにあたり、地域の中心である商店街通りのハード面の整備が必要であると、以前から、申し上げてきたところです。 整備に向けた、現在の進捗状況をお教え下さい。 〇西武池袋線の石神井公園駅のタクシーの利用状況について質問致します。 ご承知の通り、駅の北側、中央側にはタクシー乗り場が整備されております。 ところがタクシーの待機台数が少なく、使い勝手が非常に悪い、との区民からの強い改善要望がでております。 一方、大泉学園駅北口や練馬駅のタクシー乗り場には、充分な待機台数があり、昼夜を問わずタクシーの利用がスムースに行われております。 そこで、石神井公園駅周辺についても更なる利便性の向上に取り組んでいただきたいと要望致しますが、区のご所見をお聞かせ下さい。 〇西武池袋線の駅ホームドア設置について伺います 西武鉄道ではホームドアを一日の乗降者数が10万人を超える駅に原則設置するとされております。 その基準を満たす練馬駅では、既に今年度、ホームドアの整備に着手致します。 その整備には1列、約3億円の費用がかかりますが、 区は一列当たり、その3分の1以内、6000万円以下で補助を実施することになっております。 1日の乗降者数が10万人に満たないものの、その数に概ね順ずる「石神井公園駅」や「大泉学園駅」などにも区民の安全対策のため、ホームドアの早期整備が必要であると考えますが区の見解を伺います。
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川澄まさひこ 一般質問より 2018年 9月 19日
定例会
かわすみ 雅彦
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2018-11-8
私は、練馬区議会自由民主党を代表し、一般質問をさせていただきます。 各理事者の皆様の誠意ある回答をお願いいたします。 先ず、質問に入る前に、今年6月の大阪府北部を震源とする地震、また、平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震、7月の台風の上陸による豪雨災害などにより、亡くなられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げる次第です。 さて今年は、大きな自然災害が相次ぐ年となってしまっております。そこで、初めに自然災害対策について伺います。 6月18日の大阪府北部を震源とする地震では、大阪市、高槻市などで最大震度6弱を観測致しました。7月29日時点の総務省 消防庁のまとめによると、死者5名、負傷者435名、全壊12棟を含む住家被害4万1千744棟の被害が発生しております。 我が練馬区にとりまして最も警戒すべき「都市直下型地震」であります。 また、「平成30年7月豪雨」は、台風7号や梅雨前線の影響により、西日本を中心に全国的に大きな被害をもたらしました。同様に8月3日時点の総務省消防庁のまとめによると、広島県での死者108名をはじめ、200名を超える死者が発生し、住家被害は延べ3万4千棟を超え、平成に入ってから最も被害の大きい水災害となりました。 申し上げるまでもなく、災害から区民の生命と財産を守ることは区の責務であります。今般の災害を受け、前川区長は、全庁を挙げて、区の災害対策の再点検を行うよう指示をされました。 区はこれまでも、大きな災害が発生した際に、それを教訓として、より実効性の高い災害対策を構築してきたと認識しております。今般の2つの災害の教訓をどのように捉え、今回の「災害対策の再点検」のなかで、どのように取り組んでいくのか、お考えを伺います。 次に、ハザードマップについて伺います。 区民が避難行動を起こすためには、住んでいる地域の災害リスクを区民一人ひとりが認識している必要があります。その一つの媒体としてハザードマップがあります。 去る8月27日には区内でもゲリラ豪雨による被害が発生し、私の地元である下石神井でも床上浸水・床下浸水の被害が報告されております。 こうした水災害を受け、浸水ハザードマップの重要性が改めて認識されております。これを広く区民に周知し、水災害に備えていただくことが肝要であることは申し上げるまでもありません。
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下石神井小学校について 2018年 7月 18日
まちづくり
かわすみ 雅彦
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2018-11-8
下石神井小の総工費は概ね35億を見込んでいます。 グランド整備・緑化整備等の全ての工事はH33.夏に完了予定 !! ①下石神井小学校の体育館(避難拠点)に冷暖房空調設備の設置費用約9,000万を計上しました!! 下石神井小学校は区立の全96小中学校の中で 最も設置が速く設置出来ました!! ※練馬区は概ね毎年10校ずつ、約10年間かけて96校全ての区立の小中学校に避難拠点である体育館に空調設備を設置します。 よって、引き続き、石神井小学校の体育館にも区に強く早急な空調施設の設置、 費用の議案化にむけて全力でがんばります ②下石神井小学校備品購入費用 約6,500万円を計上しました!! ③下石神井小学校の基礎工事(地盤改良)費用 約5,000万円を計上しました!! ★平成31年4月 OPEN!! 仮)練馬区立下石神井五丁目公園 外周部(住宅側) ・中低木をベースに緩衝緑地を設けます。 ・宅地との境界には高さ2.0mのフェンスを設けます。 運動ゾーン ・高齢者が使用可能な健康器具を配置します。 遊戯ゾーン(南側) ・6~12才(児童)主体として遊べる遊具を配置します。 外周部(道路側) ・緩衝緑地を設け、道路から公園から見通せるよう整備します。 ・道路との境界には高さ80cm程度のメッシュフェンスを設けます。 遊戯ゾーン(南側) ・3~6才(幼児)を主体として遊べる遊具を配置します。 草地(ニッケイの根回し工事について ) ニッケイの木については公園 整備工事に伴い移植をする予定ですが、移植後の生育をよくするための処置(=根回し)を以下の期 間で行います。 ※本整備工事とは別に 先行して行います。 平成工事期間:30年3月上旬~ 平成30年3下旬(予定) 川澄まさひこ 議会レポートvol.55より抜粋
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川澄まさひこからのご挨拶 2018年 7月 18日
その他
かわすみ 雅彦
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2018-11-8
早いもので、 練馬区議会議員として3年が経ちました。 この間、地元の皆様にお約束した、 病院の増床、住みやすい街づくり、 道路の整備、カ ーブミラーの設置、地区区民館の改修、 西武新宿線の高架化(地下化)等々、 山積する様々な地元の課題に取り組み、 着実に一歩一歩、前進し、実行してまいりました。 前川あきお区長を支えながらも、 一方では、その政策に対し、行政に対し、 是々非々の姿勢で取り組んでまいりました。 区議会自民党の一員だからこそ、 様々な課題の実現が着実に前進することが出来ます。 勿論、我々自民党として、改善すべきは改善し、 個人としても反省すべき点は反省しながらの毎日であります。 我が練馬区は、昭和22年に板橋区から独立し、 人口11万人であったまちは、 72万8千人が暮らす大都市へと成長しています。 一方、発展が急激であっただけに 練馬区の特に西側(下石神井エリア)の鉄道や道路などの インフラ整備が不十分なまま都市化が進みました。 大きなハンデですが、チャンスととらえることも出来ます 。 豊かなみどりや農地が残り、地域の絆も生きています。 今後とも、地元の皆様とともに、 地域 の課題を着実に解決に向けて前進することをお約束し 「川澄まさひこ」から のご挨拶と致します。 「平成30年議会レポートvol.55」 より ★かわすみ雅彦 プロフィール http://tokyo-nerima.giin-news.jp/Profiles/view/kawasumi_masahiko
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練馬光が丘病院改築基本構想を策定!! 2018年 3月 14日
病院
福沢 剛
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党 副幹事長
2018-11-8
練馬光が丘病院は、昭和61年11月に練馬区医師会立光が丘病院として誕生。その後、区が土地と建物を所有することとなり、平成3年4月から21年間、日本大学医学部により運営されました。平成24年4月からは公益社団法人地域医療振興協会が運営者となり、区民の命と健康を守る地域医療の中核的病院として、その役割を果たしています。 しかし、現病院の建物は築31年を経過し、設備インフラの老朽化や狭隘な施設環境という課題を抱えています。 昨年の第四回定例会での私の一般質問に対して、区は光が丘病院の改築を平成34年度中の開院を目指し推進すると明らかにし、基本構想策定懇談会をはじめとした様々な検討を経てその素案をまとめました。 そして、先の平成30年第一回定例会中に練馬光が丘病院改築基本構想が策定されましたので、その骨子をレポートします。 まず、改築のスケジュールと区の支援についてですが、30年度には基本構想に基づき地域医療振興協会がその設計に着手し、32年度から建設工事を行い、34年度中の開院を目指します。区は、建設地となる土地を無償貸付とするとともに、私が要望した病院支援制度に基づき、建設費や設備整備費の一部を予算の範囲内で助成します。 次に建設地ですが、それまで候補地であった旧光が丘第七小学校跡地から30年度末で閉校が決まった光が丘第四中学校敷地を移転改築用地とし、閉校後、学校舎等を解体した後に建設します。旧光が丘第七小学校については、他の区立施設改修時における一時移転施設として暫定活用する予定です。 病床については、現在の342床から100床程度増床し、回復期病床として整備します。また、狭隘な病室の面積拡大等、療養環境の改善も図ります。 医療の充実については、これまでの24時間365日の内科、外科、小児科、産科の救急を継続し、加えて、急を要する脳血管疾患等への対応のため手術室を増やし、同時に複数の手術に対応できる体制を整えます。さらに、ICUの増床や高度治療室いわゆるHCUの新設を行うほか、心臓疾患の患者を専門に管理する集中治療室、CCUを増設します。なお、区内には入院設備を備えた歯科・口腔外科が無いことから、その設置を検討します。 また、現在36台と数の少ない駐車場を140台程度まで整備します。 現病院建物の跡活用は、新病院移転以降とし、その時期を見据えて建物や設備の状況を調査したうえで将来の区民ニーズや光が丘地域のまちづくり等、幅広い観点で最も効果的な活用方法の検討を進めていくこととなりました。 私は、新病院が数十年にわたり地域医療に貢献していく中で、それを取り巻く医療環境の変化に柔軟に対応できるよう、将来の改修等を予め想定した設計や運営計画の検討、建設地に隣接する光が丘秋の陽小学校、秋の陽公園をはじめとした子供たちの教育環境、周辺住環境へ十分配慮を行うよう要望しています。 昨今、障害をもつ方が増えています。また、区内の外国人人口も大幅に増加しています。バリアフリーやユニバーサルデザイン、多言語対応の充実なども今後は求められることが考えられます。現在はもちろん、将来の医療需要にもしっかりと対応できるよう、光が丘病院だけにとどまらず、より充実した区内地域医療環境と体制を構築し、誰もが安心して医療サービスを受けることが出来るよう取り組んでまいります。
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人生の本舞台 2018年 3月 13日
その他
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2018-11-8
平昌オリンピック・パラリンピックでの熱戦は 記憶に新しいところだ 四年に一度の戦いの場に立つこと そしてそこで、実力の限りを出し尽くすこと 競技中継や 選手たちのコメントを見ながら その場に臨む重圧と 一瞬のために日々積み重ねてきた 努力と時間をおもうと同時に ある政治家の言葉を、おもいだした その政治家とは 明治二十三年の第一回総選挙から 連続二十五回当選 昭和二十八年まで六十三年間衆議院議員を務め 「議会政治の父」「憲政の神様」とよばれた 尾崎行雄(咢堂)である 彼がそう呼ばれたのは 議会政治の黎明期から 依然残っている藩閥や軍部など 議会をないがしろにする勢力と対決してきたからだという 昭和のはじめ 尾崎は盟友である犬養毅を5.15事件で失い 療養中だった夫人も亡くす 自らも病床に伏して打ちひしがれていた時 天啓のように ある言葉が頭に浮かんだという 「人生の本舞台は 常に将来に在り」 たとえ今 どんな苦境にあろうと それを糧にし、前に進むこと 今 どれほど成功しているとおもえても それに満足すれば それ以上の成長はないこと 怪我や逆境にもがき苦しみ その中にあっても 自らを奮い立たせメダルを手にした 幾人もの選手たちの姿に この言葉を 改めてかみしめた オリンピックと並べるのは 少々気が引けるけれども 四年に一度 戦いを迎えるのは 地方議員も同じ、である 自分自身 信念を持って議員として生きてきたという自負がある だが 時局や政局が 自分のおもわぬ方向に展開してしまうこともある 自分がこれまで大切にしてきた 政治家としての「流儀」が 通用しない場面に遭遇することも、多い 一体何を信じればよいのか どうすればよいのかと 考え込んでしまうこともある そんな時 私はいつも この尾崎の言葉を、おもう なぜなら彼が 人生の本舞台を将来に見据え 軍部の台頭に再び立ち向かう闘志を奮い立たせた その時は 今の私と同じ 七十代半ばのことであったから 私なりの 区議会議員としての生き方で 前に そして次に進むこと 私のこれからの、目標である 憲政記念館に掲げられる 九十四歳の尾崎がしたためた 「人生の本舞台…」の書はまた 人生百年時代の 心の支えでも あるのだ
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我が家とのしばしの別れにおもうこと 2017年 12月 14日
まちづくり
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2018-11-7
この夏、引っ越しをした。 区が進める 「密集住宅市街地整備促進事業」に伴う 生活基幹道路A路線の整備(拡幅)のためである。 貫井・富士見台地区まちづくり計画は この地区の 歩道のない、狭く曲がりくねった道路や 公園緑地の少なさ 新耐震基準以前の建築物の多さ などの問題を解決し 災害に強く、安全・安心で住みよいまちづくりを 実現するために 平成23年から始まったもので 今回、私の自宅を含むエリアが対象となったのである。 引っ越しにあたって 荷物を整理してまとめるには 随分時間がかかった。 懐かしい写真や、おもいがけないものが出てきて 色々と考えることも多かった。 しかし何よりも 十数年暮らした我が家が このあと取り壊されること、に、さみしさを覚えた。 孫たちが生まれ、育ってきた家。 小さな庭には 二番目の孫の河津桜をはじめ それぞれおもいでのある樹々。 家に対する愛着とは、これほどなのか、と 少し、おどろいた。 住み慣れた貫井町から離れたマンションでの仮住まいは 部屋数からも 今までのように「自分だけの空間」を持つことが難しい。 今はまだ何となく、落ち着かない感じだ。 今回のことで、改めておもったのは 災害で家を失った被災地の人たちのことだ。 私のように、区の事業で 計画も日程もある程度分かっていての 自宅の取り壊しであっても これほどに労力を使い、気持ちの整理も必要である。 ましてや 突然の災害に見舞われ 自然の力に抗うこともできず 住み慣れた家やまちを そっくりそのまま失ってしまうことは どれほど辛く、かなしく、 言葉にならないほどのおもい、であろうかと。 そしてまた 仮設住宅など、これまでと異なる住環境に 長期に身を置き 復興に向けて努力していくということは どれほど大変なことだろう、と。 東日本大震災以降にも、数々の災害が起こり 今年の夏も豪雨や台風の被害が発生した。 復興関連の記事も 被災状況を伝えるニュースも 今の私には 今までより一層、重く感じられる。 被災地の人たちの気持ちをおもい 心を寄せ続けること。 今一度、しっかりと心に刻みたいと、おもう。 まちづくり事業は 20年以上の長い時間をかけて進められる 地域の皆さまの ご理解とご協力なくして、進まない事業である。 今後も、この事業によって 住み慣れたまちが より住みよいまち、愛せるまち、になるよう 区政の場で、努力していきたい。
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変えるのか 変わるのか 2017年 12月 14日
その他
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2018-11-7
今年の春 中学を卒業した孫と 初めてふたりで旅をした。 目的地のひとつは 私が学生時代に 大変お世話になり影響を受けた 薬師寺。 旅行の日程が花会式に当たるので ぜひ見せたい、とおもったのだ。 村上太胤管主にもお会いし昔話をしていると 管主が急に おじいさんが結んでくれたご縁なのだから 法要期間、薬師寺に泊まって奉仕活動をしてはどうかと 孫に勧めはじめた。 本来は高校生以上が参加するのだが 4月には高校生になるのだから特別に許可しようと言われ さあ、どう答えるか、とおもっていたら 「よろしくお願いします」と一言。 少し驚いたが それから二日間、花会式とお寺での生活を経験し ひとり新幹線に乗って戻ってきた。 どうしているだろう、と、少々気をもんでいたが 帰ってきたときの表情も、その後の雰囲気も これまでと少し違っているような 彼の中で何かが、ちょっと変わったのかもしれない そう、おもった。 自分で選んだ高校に進み 幼いころからの夢に向かう孫の横顔は 最近、時にとても、大人びて見える。 昨年来、政治の世界では「変える」という言葉が キーワードになっているようにおもう。 都知事を始めとして様々な政治家が 議会や行政のあり方を「変える」という。 しかし、私にはこの「変える」という言葉が 少々傲慢であるようにおもえてならない。 時代や社会が変化していく中にあって 議会や行政、議員や施策も変わっていくのは当然であり また、変わらなければならないもの、である。 しかし、今言われている「変える」は 今の議会や行政を、古いもの、変えるべきものとして対峙し 自分たちのやり方こそが正義であると述べるための 方便であるように感じる。 もちろん 我が自民党にも、練馬区議会にも、練馬区政にも 変えるべきところは多々あるとおもう。 しかし、何もかも変えればいい訳でも、ない。 むしろ私を含めた、議員一人ひとりの意識 行政に携わる職員一人ひとりの意識が ほんの少しでいい、「変わる」ことの方が 議会や政治を、 後々大きく「変える」きっかけになるのではないか。 時に大ナタを振るう必要があることもまた 事実ではあるのだけれど。 人が「変わる」きっかけは様々である。 孫にとって、薬師寺との出会いもそのひとつであったなら 祖父名利に尽きる。 そしてもうひとつ、彼に贈る言葉は 「心変わりだけはせず、前に進め」 である。
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学習指導要領改訂(案)について 2017年 3月 15日
その他
福沢 剛
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党 副幹事長
2018-11-7
2月14日文部科学省が学習指導要領の改訂案を公表しました。 それに基づき、予算特別委員会で子供たちの学力向上について質問および要望をしました。 新学習指導要領は、幼稚園が平成30年度、小学校が32年度、中学校が33年度から全面実施されます。 今回の改訂案の大きな特徴は、従来の学習内容の変更にとどまらず、指導方法や学校の教育課程の編成にまで踏み込んでいる所にあります。 日本は先進国に追いつき、追い越そうとしていた時代から、未知の課題に取り組まなければならない時代に入っています。グローバル化や人工知能(AI)の発達などへの対応から、新しい学校教育モデルの構築が急務であるとの考えが、今回の改訂の根本にあると私は思います。 改訂案では、「何を学ぶ」かが中心であった従来の指導要領を転換。「何ができるようになるか」を重視し、そのために「何を」「どのように」学ぶかを明確にしています。 育成すべき資質・能力があり、それらを育むためには、「学びの量・質・深まり」が重要であると明記されており、その習得のために「主体的・対話的で深い学び」、アクティブ・ラーニングという学習方法の実践が必要としています。 改訂のポイントの一つとして、日本の領土など国への理解を深める学習の充実が図られたことや幼稚園で国歌に親しむ活動が盛り込まれたことを歓迎したいと思います。 国際化の中で、自分の言葉で発信できる人材育成のためにも、日本の国土をはじめ、歴史や文化について子供の頃から学ぶ意義は大きく、年齢や発達段階に応じ、自国について誇りを持って学び、さらに深く勉強したくなる指導の工夫を要望しました。 最も大きなポイントは、小学校における英語です。「外国語活動」の開始を現行の小5から小3に早め、「聞く・話す」を中心に年間35コマ(週1コマ)をあてます。小5からは教科書を使用する正式な教科「外国語科」に格上げされ、文法を学び、「読む・書く」を加えて授業時間を年間70コマに倍増させます。 英語の入門期は、教師が言葉の特徴を理解し、子供に楽しく学ばせる高度な指導力が必要です。中途半端な授業では、英語嫌いの子供を量産しかねません。教員に対する研修の充実と、ALTの増員を強く要望しました。 私自身は日本の初等教育における基本は、「読み・書き・算」であり、また、ここ数年、小中学校における国語の授業が漸減され、それに呼応するように日本の子供たちの読解力が低下傾向にあることを重要視しています。 読解力の向上なくして外国語の習得はあり得ません。 「祖国とは国語である」とはフランスのシオランの言葉ですが、祖国の文化、伝統、情緒などは、その文学に最もよく表れています。国語を大事にすること、国語を教育の中軸に据えることを、読解力の向上への取り組みとともに要望しました。 平成30年度、31年度から小中学校での特別な教科としての道徳の授業が始まります。 今回の改訂ではコンピューターを手で動かす手順を論理的に考える「プログラミング教育」も小学校で必修化されます。 授業時間をどのように確保していくのかという課題に対して、文科省は土曜日や長期休みの活用と、45分の授業を3分割し、朝の15分を充てる案を示しています。 私は、東京都教育委員会が認めているところの月2回の土曜日授業の実施により、授業時間を確保すべきとの主張をしました。 授業の質を高めながら、これだけの学習量をこなすことが可能であるのか。理念だけが先行した「ゆとり教育」と同じ轍を踏むことのないように、新学習指導要領の全面実施に向けた教育委員会および学校現場の体制整備の構築を要望しました。
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今 ここにいる ありがたさ 2017年 1月 27日
その他
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2018-11-7
練馬で生まれ育ち これまでの人生のほとんどを 練馬で過ごしてきた私だが もうひとつ 大切におもっている「ふるさと」がある 母の実家のあった、千葉県のとあるまちである 小学生のころまで 毎年夏になると 母に連れられてそのまちへ行き 母の実家に寝泊まりして過ごしていた 浜辺で地引網を引き 池に魚を取りに行き 田畑で虫を取り ・・・朝から晩まで、自然の中で遊びまわった 一人っ子だった私にとって 親戚の子たちと大勢で過ごすこともまた 実に楽しかった 幼い私に刺激を与えてくれた 新鮮な魚の味、海のにおい、真っ青な空は 間違いなく 今の私の一部になっている、と、おもっている そんな千葉の「ふるさと」には 先日閉店した、秩父の蕎麦屋のご店主 お勧めの日本酒の酒蔵もある いつか訪れてみたいとおもい続け 昨年10月のある日、ようやく実現した 東京から特急に乗り込み 1時間と少しで到着 子どもの頃には 朝練馬を出て、電車を乗り継いで到着すると 夕方になっていたのとは ずいぶん違っている 駅前の風景も 子どもの頃の記憶とは違っていて すぐには馴染めなかった 母の実家は駅の東側だったという記憶と 地図を頼りに進むと 酒蔵が見えてきた 杉玉のつるされた木の門をくぐり 作業場に併設された販売コーナーに行くと 若い女性が それぞれの酒について説明しながら 試飲させてくれる 秩父の蕎麦屋で一番多く飲んだもの 自然農法で育てた米で仕込んだもの 仕込み方の違いでまるでワインのような味のするもの 40年熟成の古酒など 一口ずつではあるが、様々な味わいに この蔵に出会えてよかったとおもった 説明をしてくれた女性はこの蔵の娘さんで 彼女もまた 自分の蔵の酒を大切におもい 自分の言葉でその酒の味や香り、作り方を伝え 大切に味わってもらいたいとおもっているのだな、と感じた 試飲しているとき この蔵の四代目にお会いできた 秩父の蕎麦屋でこの酒に出会ったこと 自分の母の実家がこの地であり 幼いころ夏を過ごしたことなどを話した 四代目の顔はおだやかだが 自らの蔵を守り育てた強さも感じる この蔵の酒を思わせる方であった 秩父の蕎麦屋のご店主も 四代目も 本当に良いご縁をいただいたとおもう そして 同世代である自分もお二方のように 自分のおもう道を まっすぐに生きていきたいと 心から、そうおもった 結局 母の実家は見つからなかったが 川や海辺 丘や生け垣の小路など 幼いころに見た風景は、まだ、残っていた 小春日和 少し汗ばみ歩きながら 母をおもい これまでの自分の人生をおもい 自分がいま、ここにいることのありがたさに 胸があつくなった
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道徳教育について(2) 2016年 12月 15日
その他
福沢 剛
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党 副幹事長
2018-11-7
昨秋、ノーベル医学・生理学賞を受賞された大村智先生が、受賞の喜びの中で、「研究の岐路に立つたびに、何事においても世の中のためになるように、との祖母からの教えを判断基準としてきた」とおっしゃったのを聞いて、大変うれしく思いました。 誠実、慈愛、惻隠、勤勉、忍耐、礼節、名誉、孝行、公の精神、そして卑怯を憎む心などの徳目は、日本人の民族的特性であり、精神文化であり、時代・世代を超えて継承していくべき垂直的な価値観、規範意識です。 現代社会に蔓延しているありとあらゆる不正や非情や非道の淵源は、これらの規範意識の欠如にあります。 科学や技術が進歩し、人類は格段に賢くなったように見えても、人間社会が健全で幸福であるためには、こうした規範意識を道徳として教え込むしかなく、それこそが戦後70年の日本教育で欠落してきたことです。規範意識を身に付けることは、人間的な魅力の向上にもつながります。 教育の成果を学業成績や偏差値、進路という物差しだけで見るのではなく、一人ひとりの心の育ち方や人格の成長をこそ丹念に見るべきです。 道徳教育は、教師の資質や教養、指導力が何よりも問われます。教科化にあたり、その評価の難しさが指摘されていますが、評価がおざなりになっては道徳授業の改善にはつながりません。 子供たちの心をどのようにして捉えるのかと、規範意識や心を育む指導と評価のあり方を教育委員会だけではなく、総合教育会議においても十分議論して取り組んでいかなければなりません。 また、家庭や地域でも子供たちの人間力向上のための話し合いをしていただきたいと思います。 教育長は、私の一般質問への答弁で、「道徳教育では、学んだ道徳的価値の実践が重要。授業だけでなく、日常的に子供たちの人間的な成長やより良い生き方を求めていく姿に目を向けることが大切、と改めて認識し、個々の可能性や進歩の状況など成長の様子をどう評価していくのかを十分検討し、定めていく。 教育委員会としては、子供たちが、郷土に誇りを持ち、命を大切にする心や人を思いやる心、善悪を判断する規範意識などの道徳性を身に付け、様々な場面において主体的に判断し、実践できるよう道徳教育の一層の充実に取り組んでいく」と述べています。 私も、「道徳と言えば練馬」と評されるよう独自の取り組みを行うよう強く要望し、ともに頑張ってまいります。
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道徳教育について(1) 2016年 12月 15日
その他
福沢 剛
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党 副幹事長
2018-11-7
文部科学省は昨年、特別な教科として格上げをする小中学校の道徳について、新たな学習指導要領を告示しました。 検定を経た教科書を使用した授業が行われるのは、小学校は平成30年度、中学校は同31年度からとなります。 戦前、終身として行ってきた日本の道徳教育は、終戦後に占領政策を担った連合国軍総司令部(GHQ)がその授業の中止を命令。 昭和33年に道徳の授業として復活をしたものの、日教組などによる激しい反対運動により、学習指導要領に基づいた道徳の授業を行わない風潮が学校現場に広がり、他教科の授業に振り替えられるなど、知育・徳育・体育のバランスのとれた人間の育成こそが公教育における学校教育に求める姿であるにもかかわらず、その形骸化が指摘されてきたところです。 この度の道徳の教科化は、教育委員会制度の改革と同様に、平成21年の大津市におけるいじめ事件が契機となっています。 道徳が教科化されるにあたり、文科省が行ったパブリックコメントでの際立った反対意見は、「検定教科書を使用しての授業は、国による価値観の押しつけである。 その教科化は偏狭なナショナリズムにつながる」といったものでした。 しかし、教科書検定は、学習指導要領に沿った内容か、子供の発達段階に合ったバランスのとれた内容かどうかを見るものです。 そして、道徳は立場の違いによる価値判断の違いを知るなど、物事を多角的に見る力を養うものであり、特定の価値観の押しつけという批判は当たりません。 また、新学習指導要領では、国を愛する態度と他国への尊重が並立的に述べられており、偏狭なナショナリズムの入り込む余地はない表現となっています。 反対意見は、一定のイデオロギーに偏って論じているに過ぎないとの感が拭えません。 人間には論理や合理性だけでなく、価値判断の基準となる倫理的な座標軸がなければなりません。それがない論理的思考は、単なる利益追求や自己正当化にしかなりえません。 そうした座標軸を授けることこそが道徳教育であると、私は考えます。
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「出たい人」より「出したい人」 2016年 12月 1日
その他
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2018-11-7
おかげさまで 今年私は、議員生活35年を迎えた 節目の年 よく、おもいだすのは 初めて選挙に出馬したときの 様々なことだ そのころ私は 父の代からの自動車整備業を営んでいて 議員になる、などということは まったく考えたこともなかった それが それまで支援していた議員に代わる人間を擁立し 次の選挙を戦わなくてはならなくなった 地元の方々の話の中で 様々な理由から 私の名前が出てきた、というのだ 出馬するよう説得にやってくる 地元の人たちの 「お前にやってほしい」という 真剣な気持ちに 押しつぶされそうになりながら 大変に悩んだあげく 私の足は いつの間にか 奈良 薬師寺へと向かっていた 高田好胤猊下は いつものように迎えてくださったが 何故私がやってきたのか まったく訊ねもしない 三日ほど経ったころ ようやく私が ことの顛末とともに 「どうしたらよいか、分かりません」 と告げると 好胤猊下は、ただ、ひとこと 「関口、アホになれや」 この言葉と 薬師如来さん、日光さん、月光さんのお顔を見て 私はようやく 支えると言ってくれる人たちの気持ちに応えること ただ、それだけのために生きる 「アホ」になろうと決心したのである 以来これまで アホであることを自覚し アホだからこそ 様々に人に訊ね、教えを乞い、 アホなりに考える議員生活だったとおもう 日本の政治史に 大きな足跡を残した女性政治家のひとり 市川房江氏の言葉に 「出たい人より、出したい人」 というのがある 私の思想信条としては 市川氏と それに続く方たちとは相容れない部分も多いが この言葉については 言い得て妙、というか 自分が議員になった経緯は まさにこの言葉のようであったと、おもう 「出たい人」ではなかった私が 私のことを「出したい人」だと おもってくれる人たちに支えられて 選挙を戦い議員となり 紆余曲折はありつつも 35年、議員として 仕事をする立場を与えていただけている 本当に おかげさま・・・とおもわずにいられない 人生である ところで 先般の都知事選では この言葉の 奥深さと難しさとを 改めておもうことになった 他に先駆けて出馬を表明した小池氏は その時点では 「出たい人」、であった それに対し 自民党も他党も 「出したい人」を選んだ、と言って 別な候補を擁立した しかし その候補者が 「誰にとって、出したい人」なのか 「何のために、出したい人」なのかが 不透明であったと、おもう そうこうするうち 本気で都政に向かおうとする 小池氏の姿勢と明快な発言が 有権者の心を動かし 彼女は 「出たい人」から「出したい人」に そして「なってほしい人」に なっていたのだと、おもう そんな 「うねり」を感じさせる結果であった 今年も 残すところ二ヶ月を切った 好胤猊下の説法を読み返し これからもアホであり続けねば、と 気持ちを引き締める そんな晩秋の夜である
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奈良・薬師寺 村上太胤管主講演会のご案内 2016年 10月 8日
その他
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2018-11-7
おかげさまで 今年 議員在職35年表彰と 総務大臣感謝状をいただきました ただ政治家として日々を積み重ね 今日に至る その最初の決意を決めたのは 大学時代からお世話になった 奈良・薬師寺で 高田好胤猊下の 「関口 アホになれや」 この ひとことでした 私にとって とても大切な薬師寺さんとのご縁で 今年も 薬師寺管主をお迎えして講演会を開催します 思想、信条に関わらず 多くの皆さまに 村上太胤管主のお話に触れるひとときを お過ごしいただければとおもっております 参加ご希望の方は メールまたはファックス、お葉書にて お名前、ご住所、ご連絡先をお知らせください どうぞよろしくお願いいたします 奈良・薬師寺 村上太胤管主講演会 ~般若心経の心 さわやかに生きる~ 日時:平成28年10月29日(土) 午後3時(午後2時半開演) 場所:練馬区立練馬第二小学校 (練馬区貫井2-31-13) 会費:¥1,000 (当日会場でお支払ください) 連絡先は メール:sekiguchi.kazuo.nerima@gmail.com FAX:03-3998-1752 お葉書の場合は 〒176-0021 練馬区貫井3-53-8 関口和雄事務所
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大切な蕎麦屋 2016年 9月 12日
その他
関口 和雄
練馬区議会自由民主党
練馬区議会自由民主党
2018-11-7
今から30年ほど前 駆け出しの議員だった私は 区政や議会、行政について語り合える 先輩や仲間たちと とある蕎麦屋を訪れた その時分は とにかくうまい蕎麦と日本酒 そして 仲間たちとの語らいに夢中になったものだ しかし数年前 その蕎麦屋を再び訪れて 変わらぬ蕎麦のうまさもさることながら なにより「空気」がいい、 ということに気づいた 自分のペースで 酒を楽しむもよし 蕎麦を食べるもよし その店の中に身を置くことが とても心地よく なにより一番いいのは 店主のお顔である 蕎麦の味の丸さ 店の空気のおだやかさそのままの まなざしをされている それ以来 月に一度は時間を作って その店の すべてを味わいに行くようになった そうするうち 店主や奥様と言葉を交わすようになり 店主と私は同年であること 40年ほど前に サラリーマンから蕎麦屋へ転身したこと 日本酒がとてもお好きであること など 互いに何となく 相通ずるものを感じるようになった 以来 店を訪れるたび 自分の目指す蕎麦を打つ店主の姿に 私も負けずに 政治家としてさらに精進しなくては、と おもいを新たにしてきたのである 2月 人づてに かの蕎麦屋が 今年の9月いっぱいで店を閉めるのだと聞いた 何があったのだろうかと気をもみながら 先日ようやくお会いすることができた 変わらずおだやかなまなざしのご店主は 蕎麦屋のほかに、まだやりたいことが、あるんです やるなら、今しかない、とおもって決めたことです 何をするかは、まだ、ナイショです そう言って、静かに でも ちょっといたずらっ子のように笑う 隣の奥様も 蕎麦屋を始めたときと同じ やると言ったらやるんだから、仕方ないですね と、微笑んでいる この店の蕎麦だけでなく この空気を もう二度と味わえなくなるという 寂しさを感じながらも 同年のご店主の 今、また一から「やりたいこと」に 向かおうとする気力と姿勢を前に 負けられないぞ・・・ むくむく闘志が湧いてきた ならば私は これからも政治家ひと筋に全うするのだ、と 私は10期目の議員である 多選や年齢について とやかく言う向きがあることも承知している しかし これまでの経験とともに 年齢を重ねた 今の私だから持てる視点、考えを活かすことこそ 私の役目だと信じている 政治、経済、社会保障、災害からの復興と 今の日本は 様々な課題を抱えている 政治家として 自分はそれらにどう立ち向かうのか 私の大切な蕎麦屋が 店を閉める9月までは できる限り店を訪ね 蕎麦と空気を味わい 心に刻み 英気を養うことにしよう