第2回定例会一般質問② 2013年 6月 11日 「練馬ブランド」について 上野 ひろみ 練馬区議ウェブ議員新聞

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第2回定例会一般質問② 2013年 6月 11日

定例会

上野 ひろみ

上野 ひろみ

練馬区議会自由民主党

練馬区議会自由民主党 副幹事長

2018-10-10

第2回定例会一般質問② 2013年 6月 11日 - 「練馬ブランド」について

「練馬ブランド」について

【質問⑦】「練馬ブランド」について、昨年の第2回定例会の一般質問以来、私は練馬区における、区独自の、「シティプロモーション」が必要であると訴えて参りました。
そこで今年度から、我が会派の要望に応え、広聴広報課に、「ねりまプロモーション係」を新設され、民間から経験豊富な方を係長として採用されました。このことは、私はもちろん、会派としても大変評価していると同時に、大いに期待しているところであります。

地域の魅力を創造し、それを地域の内外へと広めることで『地域イメージをブランド化』し、魅力的なブランドに育て、観光客や転入者を増やすこと、住民に誇りや地元愛を根づかせることを目的とし、地元愛が高まれば、住民は町の発展に貢献しようとし、観光客に対するホスピタリティの精神も生まれるでしょう。そうなれば、一過性でなく持続的に発展していく環境ができるはずです。
 
 そこでぜひとも、あらゆる部署が何かを区内外に発信する際には、新設された「ねりまプロモーション係」を大いに活かして頂き、相談、あるいは連携し、「練馬ブランド」の更なる向上につながるように要望致しますが、いかがでしょうか。また、今後の展望もお聞かせ下さい。

合わせて、以前から要望させて頂いております、組織改正を行い「広報課」を企画部内に設置し、区の更なる発展の為に、戦略的な広報活動に取り組んで頂くことを強く要望致しますが、区長のお考えはいかがでしょうか。お聞かせ下さい。

【答弁⑦(区長)】今年度中には、区の戦略的な広報施策に関する基本方針と広報計画を策定する予定であり、積極的にシティプロモーションを推進する。また、広報担当組織のあり方については、広報施策懇談会からの意見や他区の状況等も踏まえ、検討する。

<教育について>

【質問①】平成19年度から中学校、平成20年度からは、小学校において二学期制が導入され、共に5年以上が経過しました。その間、改訂された学習指導要領が全面実施され、練馬区の子供たちを取り巻く教育の状況は大きく変化し、教育課程に係わる仕組みも検討の時期にあると、私は考えます。
 まずそこで、二学期制の実施における成果と課題についてのお考えをお聞かせ下さい。

【答弁①(教育長)】授業時間数の確保により、基礎的・基本的な内容の指導を充実できるようになった。また、課題については、三学期制の要望も多くあり、二学期制の理解が不十分な点も捉えている。

【質問②】学習指導要領の改訂にともない、授業時間数の確保については、当時、喫緊の課題と位置付けられておりました。二学期制が導入された目的のひとつに、授業時間数の確保があったと理解しておりますが、実際にどれだけの効果があったか数字的な面も含め、お聞かせ下さい。

【答弁②(教育長)】小学校は、平均八時間、中学校は、15時間程度増加した。

【質問③】東京都23区において、二学期制を全校で導入している区は、半数以下と伺っております。実施から相当の時間が経過しておりますが、23区内の実施区が過半数に満たないということは、相応の理由があるからではないでしょうか。二学期制は、各学期が長くなることにより、学びの連続性が実現するとともに、授業時間数に余裕が生じるメリットがありますが、その反面、いわゆる定期試験の回数が一回少ないため、試験範囲が広くなり、かえって生徒に負担を強いることもあるのではないでしょうか。我々、日本人にとっては、四季に沿った三学期制の方が馴染みやすく、今の生徒たちの保護者の大多数が、三学期制で学生生活を送ってきたことからも親しみやすいというような状況を踏まえ、二学期制から三学期制に戻すことを望む声が増えているのではないでしょうか。
 そこで、三学期制に戻した場合、授業時間数がどのように変化するのか、想定をお聞かせ下さい。

【答弁③(教育長)】定期考査や学期のまとめなどを実施する階数が増えるので、中学校では、10時間程度、小学校では、数時間の時間枠の減少が予想される。

【質問④】授業時間数の確保という観点では、昨年度より導入した土曜日授業が有効であると考えます。各学校では、ここで設けられた時間を、通常授業のみならず、学校行事などに活用し、地域の方々や保護者の参加が増えていると伺っております。保護者や地域住民に広く門戸を開き、まさに開かれた学校づくりに努めていることは、授業時間数の確保のための方策が、新たな価値の創出につながっているものと考えられます。
そこで、土曜日授業により、実際にどのくらいの授業時間数が確保できているか、そして今後、土曜日授業を拡大するお考えはあるのか、お聞かせ下さい。

【答弁④(教育長)】学識経験者、学校関係者および保護者代表等による教育課程検証員会を立ち上げ、検証する。

【質問⑤】改めてお伺い致します。二学期制が現状に則した制度なのか、検証する必要があると考えますが、練馬区として、この点をどうお考えなのか、教育長のご見解をお聞かせ下さい。

【答弁⑤(教育長)】今後の二学期制や土曜授業のあり方について、方向性を定める。

                                {一般質問③に続く}

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